経済や社会情勢の動向について、ピンボケや合理性を欠く評論・予想が非常に多い。 というか、大部分がそうである。 定番の詭弁術の一つに、無数の事象の中から自己の主張に合致するノイズを集めてくるという手法がある。 100に1つしか勝たない博打でも、100万の事例から集めれば、成功事例が1万にもなる。種銭... 続きをみる
2017年11月のブログ記事
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投資対象を考える上で、国際政治や国の経済的発展の観点から、特に重要だと考えているのは、以下の事項です。 ①中国の動向(これから10年~20年程度、主として経済成長を中心に)予測 ②アメリカの対外政策 ③EUの外交方針(特にドイツとフランスの関係、対ロシア、対USA) ①中国の動向について 僕は中... 続きをみる
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オススメの書籍はありますか? 僕は、コレです。 エマニュエル・トッド「移民の運命」 家族構成と移民に対する対応を、雑誌やテレビの評論等とは、明らかに異なるレベルで分析しています。 構造主義的な発想なので、時代変遷・文化交流に伴う変動には対応できていないかもしれませんが、過去(1980年代)までの分... 続きをみる
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投資対象の選択や株価の将来性を考える時と同じく、人生における幸せの構成要素についても分析的に考えてしまう修正があるようです。 高校生までは、比較的シンプルでした。趣味と友達と家族! 田舎の男子校だったので女性要素が小さいノイズに過ぎず、両親が相対的に裕福だったので金銭面もノイズ領域だったことを筆頭... 続きをみる
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企業の株式投資の適否を判断するに際し、どこまで判断要素に組み込めばよいのか、また、各要素のウェイト比率をどう考えるといいのか、見当がつきません。 成長性・収益性・経営陣の能力・安定性等を考慮するのだと思いますが、 当該企業だけを考えるのか ライバル企業や潜在的競争相手も考えるのか 当該企業が主に活... 続きをみる
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カリタのドリッパーで淹れたコーヒーと、ハリオで淹れたコーヒー。 振り返れば、コーヒーを好きになったのは中学生のとき。 百貨店で買ってきたコーヒー豆を母がカリタのペーパードリップで淹れたコーヒーは、それまで飲んだことがない味がした。好きなコーヒー牛乳とは全然違う味がした。いつしか、甘くないコーヒーが... 続きをみる
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色々な投資商品・対象があふれているので、過度にリスクを負担しない形態で投資できる投資対象について考えてみました。基本的には、フェアー、オープン(市場の公開、情報公開)、安定性(持続可能)が大切だと考えます。 1 エージェンシー問題 主要関係者の利害が対立することから生じる問題です。以下に例を挙げて... 続きをみる
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PERは、預金・ボンドの利率と同様に簡便な分析指標だと思う。EPSが継続的・安定的な場合は特にそう。しかし、その場合は成熟企業とも評価でき、低い成長率しか期待しない方がよく、配当比率を重視することになるだろう。 利益成長率、売上げ成長率は、グロース株の分析指標として合理的だと思う。 その他、BPS... 続きをみる
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私は、日本(地方)生まれ、日本育ち・日本在住(大学以降は大都市)の日本人です。なのに、なぜ米国株/ETF投資を始めたのか? 1 金融資産をある程度保有している。 金融資産のうち、3分の1程度は、日本株・日経平均ファンドに投資して長期運用していました。運用成績は10年で30~40%程度で悪くはなく、... 続きをみる
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日本株への投資は10数年継続しています。株主優待株を中心に、少額・多銘柄への分散投資と日経平均へのインデックス積立で総額500~600万円程度です。 今般、金融資産を米国株に段階的に移行する決心がつき、今年は500万円を米国株に小口分散投資しました。銘柄は、amazon,facebook,goog... 続きをみる