loprabbitのブログ

米国株投資その他について徒然なるままに

なぜ米国株/ETF投資を始めたのか


私は、日本(地方)生まれ、日本育ち・日本在住(大学以降は大都市)の日本人です。なのに、なぜ米国株/ETF投資を始めたのか?


1 金融資産をある程度保有している。
金融資産のうち、3分の1程度は、日本株・日経平均ファンドに投資して長期運用していました。運用成績は10年で30~40%程度で悪くはなく、別枠で頂く株主優待の商品は嬉しいですが、物足りません。



2 米国株投資の魅力
例えばS&P500の成長率は日経平気の成長率を大きく上回り、インフレ率を考慮しても多少上回っています。
さらに、日米の成長率・将来展望を比べると、私見では、アメリカ>>日本です。原因としては、①少子高齢化の進み具合、②文化・文明の開放性・同化パワーの違い、③現時点における世界システムでの位置づけ、があります。



3 他に魅力的な投資対象を見つけられなかった。


国内不動産投資は、減価償却による節税メリットもありますが、減価償却相当のキャッシュを先食いするという劇薬要素が危険です(収益と勘違いして消費する人が多いと感じます。)。過去のデータ的にも、少なくとも80年近辺以降は成長率が低く、個人レベルでは十分な分散投資ができないを勘案すると、投資対象としてはリスク・リワードのバランスが悪いと感じます。


太陽光発電は、FIT制度導入段階では魅力的な投資に思えました、補助金を美味く取得する者が一般納税者の犠牲の下で利益を享受するビジネスという側面が目立ったので、けじめの問題として、避けました(業者の多くが胡散臭いと思えたことも副次的な理由ですが)。当初の買い取り金額はメチャ高値でしたので、見逃さずに巨額の先行投資を行ったGSやソフトバンクは、商売人として優秀だと思います。現在では、第三次太陽光発電バブルはソフトランディングに向けて推移中と思っています。


FX、デリバティブ・・・市場に依拠する要素が大きすぎるため、ヘッジするリスクがない以上は、投資対象として不適切と判断しました。宝くじ、パチンコ、競馬競輪等より遥かに低いテラ銭ですので、合理的なリターンが期待できるので、投機対象・博打としては魅力的な商品だと思います。


仮想通貨・・・あまりに投機的です。グローバル法定通貨に匹敵するシステムになる可能性もゼロではなく、デビットカードやクレジット決済を包括する制度になる可能性も否定できません。しかし、株、ジャンクボンド、さらにはCDS、FXですら、背景になるキャッシュフロー・アセットがあるのに、明確な責任主体が存在しない多数当事者の約束・協定に依拠するシステムの価値を判断することは、僕の能力を遥かに超えるものです。


以上