loprabbitのブログ

米国株投資その他について徒然なるままに

幸せの構成要素を分析する(対象は自分)

投資対象の選択や株価の将来性を考える時と同じく、人生における幸せの構成要素についても分析的に考えてしまう修正があるようです。

高校生までは、比較的シンプルでした。趣味と友達と家族! 田舎の男子校だったので女性要素が小さいノイズに過ぎず、両親が相対的に裕福だったので金銭面もノイズ領域だったことを筆頭に、マイペースに生きていたからでしょう。唯一の課題は、学業成績をクリアして両親のクレームを回避することでしたが、これも苦になりませんでした。

漫画や小説を読んで、レコードをレンタルしてカセットテープに落とし、友達とスポーツして、たまに服やスニーカーを買いに行ったり、お好み焼きやハンバーガーを食べに行って、話題のテレビ番組や映画を見て、十分に幸せでした。


大学生になって、女性要素と将来の自分要素が加わりましたが、女性<趣味だったので高校時代と似た感じでした。


社会人になると増えました。

まずは異性・恋愛問題。

個人的に大きいと思うのは、子供への責任と希望。手間もお金もかかりますね。

次は親の問題。詳細は省略しますが、面倒だし、手間もお金もかかりました。

仕事の問題。転職を何度もしたのですが、それなりに苦労しました。

友人関係。全く苦労せず。

趣味。読書、音楽鑑賞、映画鑑賞、運動、お酒、食事、囲碁将棋、その他諸々。幸い高級車、ブランド品、旅行等、お金がかかることは夫婦揃って趣味じゃないのでラッキーです。

ラストはお金の問題。

皆さん、どの程度の収入・資産で幸福曲線が頭打ち(なだらかなカーブになる)でしょうか。僕は少し贅沢な人間なので、子供無しで7~800万(+例えば高校生だと1人200万加算)くらいだと思います。その水準までは頑張りましたが、それ以上になると、収入よりも余暇・自由・楽しさを大切にするようになりました。

この1ヶ月の売買

僕は自称長期投資家です。大きなイベントがない限り、月1、2回の売買です。

10月下旬からの売買は、GD5株売却(1000ドル位)とCURE30単位購入(1200ドル位)です。

GD売却は軍需株LMT.RTNと比べて上昇しないから。CUREは高齢化ヘルシー志向に合致している業界だからアメリカ経済がOKならマーケット平均以上になると予想したから。不合理ではないですが、適当な理由です。


なぜ短期売買をしないのか?

簡単な話しで、短期売買というノイズ対応は、業界内部情報の分析が重要だし、寺銭が素人には高く、僕にはキツいハンデ戦だからです。

あとはどこまでがノイズと判断するか?ですね。ベルカーブ分布を考慮すると、全体の両端20%を非ノイズ可能性と考えれば十分でしょう。とすると上げ幅下げ幅とも年トップクラス10レベルですね。そうすると日経平均だと4~5%レベル、個別株だと大型成熟株で3~4%、それ以外は5~6%超でしょうか?


まあ、多くて年数回でしょう。

株価の将来を考える要素について

企業の株式投資の適否を判断するに際し、どこまで判断要素に組み込めばよいのか、また、各要素のウェイト比率をどう考えるといいのか、見当がつきません。


成長性・収益性・経営陣の能力・安定性等を考慮するのだと思いますが、


当該企業だけを考えるのか


ライバル企業や潜在的競争相手も考えるのか

当該企業が主に活動している国、活動分野(ハイテクとか自動車とかバイオとか)まで考えるのか


当該企業が主に活動する市場が存在する国家や政治経済システムまで考えるのか


何をどの程度重く見るのか


ライバル企業や競争相手を考えると、ネット書店(さらにはリアル書店も)はアマゾンの登場と発展により壊滅した。商品の販売店舗は、ネット店舗との競争がシビアになった。


衰退産業に属する企業は、上手くやっても緩やかな縮小・滅亡の道を辿る。生き残るためには、富士フイルムが医療機器メーカーになったように、転身することが必要だろう。


マーケットが一国の中が中心の企業は、その国の発展に大きな影響を受ける。北朝鮮やソマリアでNO1であっても、企業に有望な未来はない。マーケットの有望さを考える材料は、国全体のGDPでもあり、国民の所得水準でもあり、医療その他社会保障にも関係するだろう。

私見では、著名な中国企業は、鄧小平の改革以来、経済面で順調に発展してきた中国で、政治的に独占その他を保護され、猛スピードで発展したが、中国の影響が強い国を除けば、外国では飛躍しない可能性が高いと思う。さらに、中国自体の経済成長そのものが、政治体制にブラックボックス化・強権化の動向が明確になってきていることから、減速し、中流国の壁を抜けられないと思っている。そのため、近年の強権化・権力集中は、人権抑圧や独裁強化を主目的とするものではなく、ソフトランディングを上手に乗り越えるための短期的(5年~10年)措置に止まる可能性もある。

政治経済制度が閉鎖的で不公平感の強い多くの国家で同様であろう。そこそこ上手く運営できたのは原油高騰時期のロシアでの工業化+プーチンのリストラ(原油高の間)と、毛沢東後の中国での部分的市場制度・競争経済導入くらいです。


さらに、長期金利も考慮すると、成熟国家・資金市場が効率的な国家では低金利になり、市場やそれを管理する国家への信頼性が低い国家では高金利になる。

人口構成や将来展望も影響する。移民も含む。

投資家の持つ未来像も無視できる程ではないかも。

また今日も、整理しようとしたけど、さっぱり片付かなかった・・・。